Q:キリッとした印象を伝える、眉メイクのポイントは?
A:眉尻が下向きだと頼りない印象に。毛流れを上向きに整えましょう。
ディベロッパー(都市開発業者)を目指している天野さん。普段の眉メイクからは優しげな雰囲気が伝わってきますが、本人は「就活ではキリッとした印象に見せたい」と考えているそう。
天野:コンプレックスだったクマがカバーできた(→ vol.2 厚塗りにならずに肌トラブルをカバーするコツ[現役大学生、はじめての就活メイクをやってみた!])ので、目もとが明るい印象になって嬉しいです! あとは、就活のときの「眉メイク」のやり方も知りたいです。もともと自眉がしっかりしているので、普段は眉下を少し整えるくらいで、あまりいじっていないんです。なので、就活で「眉メイク」をどうしたらいいのか全然わからないんですよね。もう少しキリッとした印象に見せたいのですが……。
髙橋:天野さんは、周囲の人から「優しそう」と言われることが多いと思うんですけど、それは眉の印象が影響していると思います。毛の流れが上から下に向いているため、眉尻が下がって見えてしまうんです。なので、こうして毛の流れを上に整えるだけでもキリッとした印象に変わりますよ。

眉の毛流れが下向きになっている人は、スクリューブラシで上向きに整えるだけでキリッと知的に見えます(髙橋)
天野:これだけで少しキリッとした気がします。
髙橋:天野さんはディベロッパー志望ということで、ここからさらに知的な印象を出すには、眉山を少し足してあげるといいですね。眉全体の隙間をパウダーで埋めたあと、一番高い山の部分にちょっと濃いめの色をのせましょう。

形を変えるのではなく、眉の中でグラデーションをつけるイメージでやってみましょう(髙橋)
髙橋:眉を自然に仕上げるためには、髪の毛の色に合ったアイブロウを選ぶのが良いです。就活のとき、髪の毛の色を暗くすると、普段のメイクで使っている色は明るすぎる場合があります。眉以外のメイクアイテムも、就活のタイミングになったら一度色味を見直しておくといいと思いますよ。

Before(左)After(右)
天野:普段のメイクと「就活メイク」を比べてみると、まるで別の人みたいですね。特に眉のメイクは、キリッとした雰囲気を出す効果があると実感しました!
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天野:スーツに似合うヘアスタイルのことも教えてください。わたしはずっとロングヘアなのですが、三つ編みもできないくらいヘアアレンジが苦手で、いつも下ろしているんです。でも、就活のときはさすがに結ばなきゃと思っていて……。
ロングヘアは、下で結ぶだけでいい? ワンランク上の就活ヘアアレンジ術をレクチャー