就活メイクではしっかりした印象を伝えたい……。でも、どこから手をつければいいの?
―天野さんは、4月から大学3年生になるそうですね。就活の準備は進めていますか?
天野:まだ本格的に始めてはいないんですけど、いまは業界研究を進めているところです。ディベロッパー(都市開発業者)に興味があって、商業ビルの建設や宅地造成、オリンピックに向けた整備など、まちづくりに関わる仕事をやってみたいと思っています。

天野一菜さん
―就活について悩んでいることは?
天野:やっぱり、企業の方との面接が心配です。いつものメイクだと、まだ年齢相応に幼く見られてしまうのですが、希望の業種柄、もう少しキリッとした印象を出したほうがいいのかなと思っていて。でも、そのメイク方法がわからないのが悩みです。
―では、今日はそんな悩みを資生堂ヘアメイクアップアーティストの髙橋礼行さんに解決してもらいましょう! 髙橋さん、よろしくお願いします。
髙橋:本日は、よろしくお願いします。
天野:よろしくお願いします! さっそくですが、メイクの悩みを聞いてもらってもいいですか?

髙橋礼行さん(左)天野一菜さん(右)
髙橋:どうぞ。
天野:わたし、とにかく「肌荒れ」と、「目の下のクマが濃い」のが悩みなんです。普段のメイクでも、肌トラブルを隠そうと思ってコンシーラーを使ったりするんですが、逆に厚塗りで目立ってしまって……。自然に隠す方法はありますか?
髙橋:実は、クマも肌トラブルも、就活ではそんなに気にする必要はないんです。
天野:そうだったんですか! 隅々まで隠さなきゃいけないと思ってました……。
髙橋:肌のコンプレックスを薄づきでカバーするには、いくつかコツがあるんです。今日は実際にやってみましょう。
ヘアメイクアップアーティストが指南する、肌トラブルカバー術とは